今回ご紹介するガレージR&Dの作業事例は、トヨタ クラウン マジェスタの塗装です。
オーナーさんは以前勤めていた会社からのお付き合いで、今回はイメチェンしたい!との事
紺→ブラックの予定です。
今回RMの塗料SC403を使用し高級車にふさわしい超~~深みのあるブラックに仕上げます
やっぱマジェスタ。いいですね~ 気合かけて仕上げていきますか
パテ入れは完了後、翌日はサフ入れてさらに翌日の朝から水研ぎ開始~
(作業日:2010.2.4)
そしてそして…塗装に入る準備なのですが、単に研磨してる訳ではないんです。
まずエンブレムなどの位置確認をデジカメに残します。
何でか?って後でイチイチ悩む時間が無いからです。
他、エンブレム中心で交わる点を記録しとけば完璧。
それからWAXなど塗装の妨げになる物全て、除去していきます。(タール、ピッチ含む)
朝から水道水と研磨&除去剤との戦いで指紋がなくなりそ~(笑)
専用の研磨剤で入念に
均等に研磨出来てるか確認しながら進めていきます。
もし、この時に小さな傷など見落としがあればメモしておきましょう
そして翌日、拾いパテを使い修正してマスキング開始。
(作業日:2010.2.5)
マジェスタ、ブースIN
これから、残った部品をバラしていきます
ちなみに、レザーWAXが大量に付着してた為、除去するために時間ロスしました。
でも、地道な作業が後で仕上がりに左右しますんでしっかりね・・・
開始から4時間。ようやくマスキングも出来上がってきました。
今回、全塗装ですが、ボンネットフード、ルーフパネル、トランクフードだけを塗装します
仕上がりを最優先に考え、オーバーミスト削減、初歩的トラブルの回避、スプレワークのしやすい
環境を作る事を心がけてます。
R&Dでは、こうした作業をしていく為、お客様に納車まで多少お時間を頂く場合もありますが
完成後のクオリティを追求した結果です。
では、今回使用する塗料の紹介です↓
当社では、ブラックのオールペイントにはSC403をオススメします。
最高の深みと独特の光沢があり塗装後はタメ息もんです。
まず、1回目のコート↑
まだ、半ツヤの状態ですが、これでいいんです。
更に、フラッシュオフタイムを取りながら2~3回重ねて肌を整えます。
そして塗装後がこれ↓
ボンネットフード
トランク
5分後、焼付に入ります
う~~~~~~~ん~~~~~~ エレガント
翌日からサイドを塗装していきます。
IWATAさんのエアブラシガン、HI-LINEです
カッコイイ~
(作業日:2010.2.6)
お次の作業はボデイの側面の塗装。外したドアミラーも水研ぎなどの下処理済。水気を残らず、エアーで飛ばします。本塗装始める前に、磨きを入れてない部分にミッチャク剤を塗布しておきます。塗装の乗りがよくなります。今回は高級車の黒色に塗装。黒にも色んな種類があるんですよ。今回使用する塗料はSC403を使用。深みのある素晴らしい黒です。塗料自体の価格もそれなりにします
まずはドアミラーなどの小物から。初めは軽く薄く塗っていきます。そして何度も重ね塗り。この手間隙が大事。仕事は丁寧に根気強くです。
さらにコレを水研ぎして仕上げ完成です
(作業日:2010.2.7)
最終仕上げです
前日までに塗装焼付したボディを磨き上げます。
コンパウンドを付けて磨く。磨く。気持ちを込め磨きあげていきます。
キレイにな~れと気持ちを込め磨きあげていくんです ボディ全体を磨きあげ、ピカピカにしたら完成です。
ちなみにガレージR&Dは磨きに以下のコンパウンドを用いてます。(2010.2月時点です)
この4種類のコンパウンドを使い分けポリッシャーで、磨きあげ、完成です (作業日:2010.2.8)
このコーナーでは、過去10年分のガレージR&Dのブログから、個別作業の模様を抜粋し、メーカー別・車種別・作業内容別などでサイトに訪れた方に見やすく整理して掲載してゆくコーナーです。ガレージR&Dの丁寧かつ豊富な実績を惜しみなく公開してまいりますので、地球上の自動車整備における参照にして頂ければ幸いです。