今回ご紹介する宮古島 ガレージR&Dの作業事例は…ホンダ・ライフのエアロパーツ取付です。
まずは下地処理用の塗装を作ります。
これが使用する塗料。主に下地処理に使用します。
これも使用。硬化剤です。
これを計量して調合するのです。
出来上がり。
出来上がった塗料を、これまた足付けしたエアロに塗装していきます。
作業は塗装ブース内にて行います。
いよいよ、下地処理の塗装開始です。
塗装する時は有機溶剤を使用してるため、このような重装備になります。
今回はエアロ3点を塗装しました。
そして、こちらがエアロを組むホンダLIFE
これから、このライフにエアロパーツが装着されていきます
すでに下地処理したエアロパーツ
お次は、LIFEのエアロ塗装準備に入ります。
まずは、下地処理したパーツを水研ぎしていきます
乾燥後、調色作業に移ります。
PCでカラーコード NH642Mを入れると配合表が出てきます。
同時にカラーマスターのバーコードチップも拾います。
車両に一番近い色を探します。これも意外と難しいんです…
あまり見すぎてると、どれも合ってるように見えるから厄介…
カラーマスターが決まれば調色です。
ど~ですか?いい感じでしょ?
メタリックなどの場合、角度や光によっても見え方が違ってきますので、角度を変えたり、太陽の光を入れながら丹念に確認していきます。
今回、ベースコートには1液性のRMダイヤモントを使用。ハジキを確認しながら回数を分けて塗装していきます。
これでベースコート完成です。
艶が無いように見えますが、問題ありません。むしろ、完璧に艶引きしたほうが良いのです。気温にもよりますが、今回は肌寒くて乾燥が遅いので20分後クリアーコートに移ります。
使用クリアーはダイヤモントップMS
入念に攪拌。
それでは、いよいよクリアーコートですが、慎重に慎重に塗装していきます。
塗り終えたパーツがこちら。
ど~ですか?さっきと全然違うでしょ~~~
そして、専用のヒーターで焼付けして終了です。
そんなカスタム最中のライフですが、防錆処理も同時進行でしていきます。
沖縄県では塩害が酷く、この作業をしておかないと車がすぐボロボロになっちゃいます
、
上の画像が何もしてない状態です・・・(まだ軽症)
これが進行すると大変な事になります
まずマスキングしていきましょう
すでに車両全体にスプレーマスキング施工してあるので楽チン 今回、使用する商品がこちらこれを攪拌して粘度調整していきます
出来上がったら塗装していきます 数回に分けて膜厚をもたせ、飛び石にも耐えられる状態を作ります 塗りあがるとこんな感じ
乾燥時間も早く処理後の耐久性も問題ありません 特に軽自動車は普通車に比べ錆びやすい傾向があるので、この作業も重要なんです
ガレージR&Dではアンダーコート2,5万円~ (軽自動車)
他、お客様の希望によっては、更に5万円~のメニューもご用意しております。
R&Dでは防錆処理も美しくなければいけないと考えております
さてさて、いよいよライフの塗装したエアロパーツの取り付けです。
純正パーツを取り外しエアロパーツを取り付けていきます。
まずはフロントバンパーに組み込むフォグランプの取り付け。これがまた大変でした…
純正部品のように簡単に組み付けられると思ったら、さすが社外品そう簡単にはいきませんでした。
埋め込む穴の奥に見えるデッパリが判りますか?
赤くマークしたこの部分に穴あけ作業が必要
仕方がないので穴をあけ、ヤスリで研ぎます。この部分が穴に入らないといけません。そして、あけた穴の後ろ部分からネジで締め付け調整します。
穴を開けたらフォグの組み付けです。
社外品って面倒です。
なんとか組み付け終了。
どうです。完璧でしょ
次はリア部分。まずは取り付けるエアロパーツに合わせて購入したマフラーの取り付けです。今まで付いていた社外マフラーを外します。
それから今回このエアロに合わせる為に購入したマフラーの取り付け。
新品はいいですね。
しかーし、ここで問題発生!フィッティングが…リアバンパーと合いません
パーツメーカーのカタログではキレイに収まってるのにーーー
せっかく、ここまでキレイに塗装仕上げて組み付けてきたのに。スペシャル・A型のガレージR&Dとしては納得がいきません!もう一度、リアのエアロバンパーを外しマフラーの上に乗せてから組み付け。
なんとか収めました。この件はお客様にも連絡。カタログの写真ではキッチリ収まってるのに…ちなみに今回お客様がチョイスされた社外エアロパーツメーカーです。
その後、お客様に現物確認してもらい納車。
どうです。迫力ありますよねー。
このコーナーでは、過去10年分のガレージR&Dのブログから、作業工程の模様を抜粋し、メーカー別・車種別・作業内容別などでサイトに訪れた方に見やすく整理して掲載してゆくコーナーです。ガレージR&Dの丁寧かつ豊富な実績を惜しみなく公開してまいりますので、地球上の自動車整備における参照にして頂ければ幸いです。