「ココまで外すと新車とは言えないのでは?」なんて言う人もいたそうだが、「宮古島のサビを舐めんなって感じですね」と笑い飛ばす仲本氏。
モノによっては宮古島への船積み輸送の際に車体下にキズが付くことで塗装膜が剥がれ、大きなサビへの一歩となってしまうことも。まだ汚れという汚れも付いていない新車だが、そんな傷が無いか、軽く拭き取りながら細かい部分まで入念なチェック作業を行う。
常に「嫁に出す気持ち」で作業をしているという仲本氏。ボディーへの防錆剤の飛散を防ぐために行うマスキングアーチを彩る指先にも愛情を感じるのは気のせいか。
主に使われる防錆剤とスプレーガン。こだわりの防錆剤は一般的なモノより数倍の値が張るがそこに妥協はない。
実際の作業風景がコチラ。少しづつ、丁寧に吹き付けてゆく。
左側の黒い部分が塩害ガードが吹き付けられた箇所だ。